並木重宏博士
博士号取得後、都内の大学で働いていた頃から異常を感じていたものの診断はつかず、米国で研究生活を送っていたときに歩行が困難になり、2015年に多発性硬化症の診断を受けた。一度は研究職を諦めかけたが、帰国後、元の職場の上司に声をかけられて2016年に復職した。当初車いすに抵抗感があって杖を使っていたが、翌年から車いすを利用するようになり、現在は本業である虫の研究の傍ら、実験室のバリアフリー化の研究を進めている。
並木重宏(なみきしげひろ) 東京大学先端科学技術研究センター/多様性包摂共創センター・准教授(2024年11月現在)
専門領域:神経行動学/科学研究のバリアフリー
学位:2009年筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了
インタビュー時年齢:38歳(2020年1月)
障害の内容:多発性硬化症による肢体不自由(下肢障害)・電動車椅子を使用
関連情報URL: https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/frontrunner_namiki.html
学位:2009年筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了
インタビュー時年齢:38歳(2020年1月)
障害の内容:多発性硬化症による肢体不自由(下肢障害)・電動車椅子を使用
関連情報URL: https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/frontrunner_namiki.html
- 困ってきたこと
-
杖を使って歩いていると、試薬やサンプルなどを運ぶことができない。
車いすでは、研究室が狭くて通れない。また、歩くことのできる人が室内に何の気もなしに置いているものが、通行の妨げとなる。それを改善してほしいとお願いすること自体も、心理的に抵抗がある。 - やりがい
- 障害者が社会に出ていくこと自体が社会を変えると言われることがあるが、自分も車いす使用者として仕事をするだけでも価値があるのではないかと思っている。